チーターはペットとして飼える?海外では普通に飼ってるけど・・・

地上最速の生物として名を馳せている動物、チーター。

筆者ビリーの好きな動物で、僕のブログでもたびたび取り上げていてます。可愛いですよね!

そこで、チーターはペットとして飼えるか気になりませんか?あの愛くるしい動物を飼えるのならぜひ飼ってみたいですよね?

ということで、今回はチーターの飼育についてまとめてみました!

 

チーターはペット向きな動物かも?

実はチーターは、ライオンやトラなどと比べて、力はかなり劣っています。

というのも、チーターは地上最速の称号を持ってますが、その代償として筋力が大型ネコ科の中でも最弱レベルです。

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「オレってめちゃくちゃスリムでしょ?」

チーターのめちゃくちゃスリムな体型を見てみると、意外と筋肉がないですよね?

チーターは筋力を捨ててまで速さを追い求めた短距離走者の鑑なのです!

チーターのスリムな体型について

それに加えて、温和・慎重な性格で、人を襲うことはめったにないそうです。チーターの力が、人間と同等かそれ以下と理解しているからです。

チーターの温和な性格について

非力な身体と、温和な性格を持つチーターは、ペット向きな動物なのではないでしょうか?

実際、海外ではチーターがペットとして人気なようです。

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うらやましい・・・。

 

では、日本でチーターは飼えるのでしょうか?飼えるならぜひとも飼ってみたいですが・・・。

 

チーターを飼うためには条件が!

日本だと、チーターは「特定動物」に指定されています。

特定動物というのは、「人間に危害を加える恐れがある動物」のことを総称してます。

いくら非力で温和とはいえ肉食動物、本気を出したら人だって簡単に殺せちゃうはずです。

 

その特定動物を飼うためには都道府県の知事に許可を申請しなくちゃいけません。

 

うーん、この時点でかなり難しそうな予感がしますね。

許可をもらうためには、「脱走の可能性がないこと」、「飼い主や近隣住民の安全を確保すること」、「定期的に施設の点検を行うこと」などなど色々な条件があります。

 

要は、「危険な動物を飼うなら、安全な環境を用意しなさい」ということですね。

これらをクリアしないと、チーターを飼う権利すらありません。

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なかなかキビシーんだな・・・

チーターの購入方法は?

これらの条件をクリアして、初めてチーターを飼える権利をゲットです。

じゃあさっそくチーターを買ってみよう!と行きたいのですが、買うにもそう簡単には行かないようです。

 

ワシントン条約」という、動物の保護を目的とした条約があるのですが、その対象にチーターが入っているのです。

附属書Ⅰに分類されるチーターは、研究目的以外での輸出入は禁止されています。チーターを飼いたい!なんてのは論外です。

 

つまり、チーターを買うなら海外からは無理で、日本国内から手に入れる必要があるのです。

もちろん、日本に野生のチーターなんていないので(いたら大変)、国内の動物園と交渉して買うしか方法はなさそうですね・・・。

 

ちなみに、チーターの価格は、時期にもよりますが500万は軽く超えるとか・・・。

食費も毎月4万円ぐらいかかるそうです。僕の食費より高いぞ!

 

結論:”日本で”飼うのは無理そう

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やっぱムリかぁ~

では、海外はどうなんでしょうか?お金持ちの人が飼っているイメージが沸いてきますが・・・?

 

海外の人は普通に飼ってた!

イメージ通り、海外のお金持ちの人はチーターをペットとして飼っているようです。

中東などでは、チーターを飼っているのがお金持ちのステータスなんだとか・・・。

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犬じゃなくてチーター。スケールが違う・・・

先ほど書いたように、研究目的以外のチーターの輸出入はワシントン条約で禁止されているのですが、どうやら彼らは密輸チーターを手に入れているようです。

動物保護や、猛獣の危険性の観点からチーターなど猛獣の飼育を禁止にしている国も増えているのですが、あまり効果は見られません。

有り余るお金を使ってもみ消しているとかなんとか・・・。

 

違法ではありますが、どうやら海外では普通にチーターを飼えているようですね!

まとめ

海外では合法的に飼えてると思ったのですが、どうやら世界全体で飼育禁止の流れになっているようですねー。

う~ん、チーターを飼えるのは羨ましいですが、それで絶滅なんてしたら、と考えると正しいことではありますよね。

飼いにくくなるのは残念ですが・・・。でも、今のご時世、仕方がないことなのだと思います。