こんにちは!のんビリーどうぶつ日記の管理者、ビリーです!
アライグマとタヌキってなんだか似てますよね?
顔の模様と言い、体格と言い・・・。
でも、この二匹の間にはハッキリとした違いがあるんです!
今回はアライグマとタヌキの違いについてご紹介!
実は、意外な共通点もあるのでソチラも紹介させていただきます!
アライグマ・タヌキの生態
アライグマはアメリカ原産で、その後日本やヨーロッパに輸入されています。
日本は、アニメ「あらいぐまラスカル」で一時期ペットブームになっていましたね!
ですが、その後無責任な飼育放棄によって野生のアライグマが大量に放たれてしまい、今では生態破壊や、農作物への被害の恐れがあると害獣指定されている悲しい動物です・・・。
対してタヌキは日本固有の種族で、英名もTanukiとそのまんまです! アライグマに似ているのでraccoon dogとも呼ばれています。
実はタヌキも毛皮目的でヨーロッパへ輸出されています。 そのまま野生化したタヌキが繁殖しているという、アライグマに似た経歴を持っているのです。
意外な共通点ですね!
ですが、どちらも雑食なので、畑を荒らしたりと農家さんには迷惑みたいです・・・。
見た目の違いは?
アライグマとタヌキ、よく似ている見た目ですが所々はっきりとした違いがあります!
タヌキの顔はイヌっぽい!
左からアライグマ、タヌキ
アライグマは眉間から鼻先にかけて、まっすぐ黒い線が伸びています。対してタヌキは線はないですね。
さらに、タヌキは一応(?)イヌ科なので、顔立ちがイヌっぽく、アライグマよりもマズルが長いです。
アライグマは指が長い!
手の方を見てみると、違いがよーく表れてます。
アライグマは長い指、タヌキは肉球が特徴的
アライグマは指が長く、まるでヒトのようです。この長い指先のおかげで、アライグマは器用に物をつかんだり、食べ物を洗ったり?できるんです!
タヌキの手はイヌのように肉球があります。ところで、タヌキの肉球ってどんな感触なんでしょうか・・・?
アライグマのしっぽはしましま模様!
アライグマはしましまのしっぽが目立つ
パッと見分けるにはしっぽが一番わかりやすいです!
アライグマはしっぽが長く、しましまの模様がはいっています。
対してタヌキはアライグマほど長くはなく、単色のしっぽです。
二匹の性格はまったく違う!?
アライグマの性格は狂暴
怒ってるアライグマ。こわい・・・
アライグマは子供のころこそおとなしいですが、大きくなるにつれて狂暴になっていきます。
その狂暴さは人の手には負えず、ペットの野生化の一因ともなっています。
気軽に触ろうともするとガブリと・・・。
さらに、最近の研究でアライグマはカラス並みの知能を持っていることがわかりました!
超攻撃的な性格と高い知能を持つせいで、アライグマは害獣と指定され、なんと駆除対象にまでなっています・・・。
タヌキは臆病な性格!
死んだふり?をしたタヌキ
タヌキの性格はアライグマとは正反対、超臆病です。
肝っ玉が小さいタヌキは、ちょっとしたことで死んだふりをすることで有名ですね!
まさに、「たぬき寝入り」といった感じです。
ですが、実はこれ死んだふりではなくて「気絶してる」んだとか・・・?
猟銃の音が聞こえると、あまりにもビビりすぎて気絶してしまったこともあるそうです。
仕留めたと勘違いした猟師さんが持ち帰ろうとすると、急にタヌキが動いてビックリした、なんてエピソードもあります。
アライグマは「ゴミパンダ」と呼ばれてる?!
「ゴミ呼ばわりはヒドクない?」
アライグマは狂暴かつ迷惑な存在とされてます(ヒドイ話だけど・・・)。
雑食なアライグマは人里に表れてゴミを漁ることもしょっちゅうあるそうです。
そんな特徴から海外では「Trash Panda」、ゴミパンダなんて言われてるそうです。
ちょっとゴミパンダって言い過ぎなんじゃないですか?!
対してタヌキは見た目こそアライグマにソックリですが、性格は真逆でおだやか、キュートな姿から「名誉ゴミパンダ」とも呼ばれたそうです。
名誉とゴミってめちゃくちゃ矛盾してますね(笑)
最近、なぜかタヌキは海外で爆発的なブームを巻き起こしているそうです。
なかにはタヌキが架空の生き物だと思っていた外国人もいるそうで・・・。
たしかに日本固有の生物なら珍しいですよね!
まとめ
以上、アライグマとタヌキの違いでした!
こうしてみると、結構違いがありますね。
今度タヌキやアライグマを見かけた時、よーく観察してみると面白いかもしれません。