百獣の王として肉食獣のトップに降臨するライオン。
あの勇ましいたてがみがかっこいいですが、所々にネコ科を思わせる仕草もかわいいですよね!
動物好きの方なら、一度は「ライオン飼ってみたいなぁ」って思うハズ。
実は日本でも、ライオンは飼うことができるそうです!
今回は飼うまでの手順をご紹介します。
(2018/03/06追記)
ライオンを飼うには申請が必要!
ライオンを含むほとんどのネコ科の動物が、特定動物として環境省が定められています。
特定動物っていうのは、人間に危害を加える可能性がある動物のこと。
さすがに無許可でライオンを飼えるわけではないようです。もし無許可で飼っていたら6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金になります。
じゃあ特定動物を飼うためには、まず住んでいる市区町村に飼育許可を取る必要がありますね。
「脱走の心配はないか」、「管理者や近隣住民の安全は確保できてるか」、「定期的に施設の点検を実施できるか」など、さすがに猛獣を飼うとなると審査が厳しくなりそうです。
めんどくさそ・・・
近隣住民の許可も取る必要があります。唐突に隣の人がライオン飼い始めたら、さすがに肝が冷えますね・・・。
町内会などで事前に理解を得ておきましょうね(でも、ライオンとなると猛反対されそう・・・)。
審査が通り、許可をもらって初めてライオンを飼う権利をゲットです。
許可をとってもすぐには飼えない!
許可をとったのでさっそくライオンを購入して・・・、と行きたいですが、そういう訳にもいきません。
まだ無理なのかよ・・・[
ライオンはワシントン条約のレベル1(サイテス1)に指定されています。どういうことかというと、「ライオンは絶滅する可能性が高いので商業目的の輸出入は禁止されている」ということです。
例外として、レベル1が指定されていても人工繁殖された個体なら、許可を申請して認可されると輸出入が可能となっています。
ですが、個人の取引レベルで認可が下りる可能性はほぼ0と見ていいと思います。
なので、日本国内からどうにかして手に入れるしかないみたいですね・・・。
候補としては動物園と取引するか、オンラインペットショップを利用するぐらいでしょうか?
てっきりライオンとかトラみたいな猛獣は法律で禁止されてるものかと思いましたが、一応飼えるっちゃ飼えるんですねー。ほぼ無理っぽいですが・・・。
人が少なくて広い土地が確保しやすい田舎とかだと飼いやすそうです。
日本で実際に飼ってる人はいなさそう
意外と日本でもライオンは飼えることが分かりました。
じゃあ実際に飼っている人はいるのかなー、とネットで調べてみたのですが・・・。
やはり、ネット上ではライオンを飼っている!という人は見かけません。
日本じゃこれが限界
飼ってるペットがライオンともなると、日本ではあまりいい顔はされなさそうです。
でも、日本に一人ぐらいは飼っているもの好きもいそうだけどなー、とは考えてます。
日本ではいなさそうです。では、海外に目を向けてみましょう!さすがにいるはず!
海外ではめちゃくちゃいた!
でかい肉球!触りたい!!
バリバリいました。
特にアラブ諸国では富裕層のステータスとしてライオンやトラなどの猛獣が飼われているそうです。さすがセレブの国々といったところでしょうか。
襲われたりしないんだろうか?と思いますが、子供のころから育てているからでしょうか、大きいだけのネコって感じがしますね。
ですが、やはりペットの猛獣が原因で死傷者は出ているようです。
ライオンは軽くじゃれてるつもりでも、人間側からしたら大ケガになっちゃったりしているみたいですね。こればっかりはどうしようもなさそう・・・。
このことや、野生動物の保護を考えて2017年1月4日、アラブ首長国連邦ではライオン含む希少動物の飼育が禁止されました。
他にも既にアメリカの一部の州やクウェートなど様々な国で法律で禁止されています。
だんだんと海外でもライオンを飼うのは難しくなっているみたいですね・・・。
やっぱり危険だし、動物の保護という点でも仕方のないことではありますが、少し残念というか・・・。
まとめ:形式上飼えるけど・・・
軽く調べた程度ですが、やっぱりライオンを飼うのは日本じゃ難しそう・・・。
一度はライオンを飼ってみたいですが、当分は到底無理そうです。残念。
死ぬまでにはでかくてモフモフな体に抱き着いてみたいものです。
追記:トラやチーターの飼い方についてもまとめました!
どうしても!って人はこれ買ってガマンしましょう。笑
自宅のネコに着けてあげたいですが、ものすごい勢いで外そうとします。