野生の大型ネコなどを保護している団体の「Big Cat Rescue」の動画です。
やっぱり、巨大で凶暴な動物であるライオンやトラもネコ科の可愛らしい動物だkonということがこの動画でよくわかりますね!
Big Cat Rescueで保護したライオンたちに箱をプレゼントしたところ、彼らは夢中になって遊んでいるようです。
でも一体どうしてネコ科の動物たちは箱を見ると入ったり遊んだりするのでしょうか? その理由についても解説していきます。
動画はコチラ
BIG CATS like boxes too! - Youtube
ネコ科ホイホイかのようにBigCatRescueの猫たちは箱に吸い寄せられていきます。
ボブキャットやピューマなどのヤマネコはすっぽり箱にはまっていい感じです。
特に、カラカルのRustyはもらった箱の中で我が家にいるかのようにくつろいでいます。よっぽど気に入ったんでしょうね。
すっぽりと箱に収まるカラカルのRusty。
それに対してライオンなどの大型ネコたちは、自分の体重で潰れるわ、かじって箱はボロボロになるわでめちゃくちゃです。
これじゃ箱の中に入れない・・・。と、思いきやボロボロの箱の上で寝転んで満足顔。やりきったぜ。とでも言いたげです。
遊び道具にもなり、ちょっとした落ち着ける場所にもなって結果的には一石二鳥といったところでしょうか?
箱をグシャグシャにしてしまいました。
なんでネコ科の動物は箱の中を好むの?
①ネコも自分の部屋がほしいから
皆さんは小さいころ、「自分の部屋が欲しい!」ってよく言ってませんでした?
どうやら、自分だけの部屋欲しいのはネコ科の動物たちも同じのようです。
自分の体のサイズにピッタリと合う部屋は、彼らにとってとても落ち着く空間です。 周りが壁で囲まれていると隠れて、周りを観察しやすくなるというのを野生の本能で理解しているのですね。
また、温度的にもネコたちにとって快適な環境だそうで、30℃から36℃ぐらいの温度を好むそうです。
箱の中以外にもパソコンの近く、タンスの上、飼い主の近くなど、温かい場所に飼い猫がいる光景をよくネット上などでも目にすると思います。
②本能的に箱を欲している
ネコ科の動物は狩りの際に、草むらに隠れて獲物を観察しますが、その名残が彼らの箱好きとなって表れているという考えもあります。
そういえば、実家で飼ってるネコたちはレジ袋によく入ってました。 お菓子一個買ったときにもらえるような小さな袋にも、無理やり顔をねじ込んでお尻だけ出ている・・・というなんともマヌケな状態になっていた記憶があります。
当時は「かわいいけどバカだなあ」なんて思っていましたが、今思うとアイツらは真剣に袋の中に入ろうとしてたのかもしれません・・・。
箱の中が狭くても平気
動画だとボブキャットやカラカルが小さい箱にはいり、窮屈そうにしていました。
入りきらず、箱が壊れちゃってます。
ですが、猫の体は我々が思ってるよりも柔らかく、あのぐらいの狭さだと平気なようです。 器用に体を丸めて、小さい箱の中でもすっぽりと入ることが可能です。
もっと狭いところに入っているイエネコの画像を見ると、実はもっと狭いところが彼らにとっては好きなのかも・・・。
まとめ
生粋の箱好きな動物、ネコ科の子たちを紹介しました。
箱が好き、というよりも箱がないと落ち着かない・・・というネコもいるそうです(もはや箱好きというより箱中毒?)。
今回紹介した動画だと、ライオンやトラは箱を潰してしまいましたが、丈夫な箱だったら彼らもスポっと箱の中に入ってくれるのかな?
彼らも猛獣である以前にネコ科の動物、やっぱりその行動は可愛らしいですね。