黄色だけがキツネじゃない!いろんな毛色を持つキツネたち5選

 

キツネって言えばあの黄色っぽい毛を連想しますよね。

でも、黄色いイメージしかないキツネにもイエネコと同じようにいろんな色のキツネがいるんです!

黄色だったり、白かったり、中には銀色?!のキツネも!

今回はバリエーション豊かなキツネの仲間を紹介します。

アカギツネとキタキツネ

 

皆さんご存知のキタキツネはアカギツネの仲間で、主に北半球、日本では北海道に生息するアカギツネの亜種のことを指しています。 じゃあアカギツネとキタキツネの違いは何なのか、というとキタキツネの方がモフモフなぐらいです。 北へ進むほど寒いので、毛を厚くする必要があるからですね。

 

いろんな模様の猫がいる様に、アカギツネにもいろんな模様があります。

 

アカギツネ(キタキツネ)

f:id:hollys-command-lecture:20180702144113j:plain

キタキツネ

 

一般的にキツネと言えばこの色。まさに皆さんが想像する「ザ・キツネ」ですね! 身体は少し赤みのある黄色、おなかは白くて足が黒いです。

個体数は一番多くアカギツネは世界各地で生息しています。

 

北海道には「キタキツネ」が、本州には「ホンドギツネ」と呼ばれるアカギツネの亜種が生息しています。

ホンドギツネは足もキツネ色で、顔つきは犬っぽい?感じがします。 頭骨がアカギツネと違うことから、もしかしたら日本固有のキツネなのでは?とも言われています。

ホンドギツネを飼育・研究している施設は少ないのか、まだ詳しいことは明らかになってないみたいですね。

もし日本固有のキツネだったら、日本人として少し誇らしく感じます(僕は何もしてないけど)。

 

ギンギツネ

f:id:hollys-command-lecture:20180702144133j:plain

ギンギツネ

 

キタキツネが突然変異したのがギンギツネ。

名前の通り身体や顔は黒と白が混ざって銀のように見えます!足は黒のまま。キタキツネと一緒ですね。

 

 

遺伝異常で皮膚や体毛が黒くなる「メラニズム」のように見えますが、そうではありません。黒猫の体毛が黒であるように、日本人の髪が黒であるように、ギンギツネもまた黒っぽいだけなのです。

 

黒っぽい毛並みがクールな雰囲気をかもし出しています。 初めて見たときは、こんなんキツネじゃねぇ!って思ったけど、これはこれでカッコいい。

 

十字ギツネ

f:id:hollys-command-lecture:20180702144200j:plain

十字キツネ

 

遺伝子の違いで、キツネ色を基調に顔や腹部、背中の一部が黒くなっています。

十字の由来は、その背中の模様が十字に見える・・・実際に見ても全く十字には見えません。

 

というのも、十字ギツネの毛皮を剥いで、床に敷いて見ると、はっきりとした十字模様が見えるそうです。

野生にも多くみられる種類で、キタキツネに次いで個体数が多いキツネです。

 

プラチナキツネ(茶プラキツネ)

f:id:hollys-command-lecture:20180702144222j:plain

茶プラキツネ

f:id:hollys-command-lecture:20180702144237j:plain

プラチナキツネ

 

ギンギツネから、人為的に交配を繰り返して生まれたキツネです。 なので、自然界では全く見られないレアな個体なんです!

その名の通り、体毛は白金のように白くなり、うっすらと灰色やキツネ色が生えていますね。

 

もはやキツネっぽさはなく、むしろ犬のよう?に見えてくる・・・。

清楚な雰囲気で可愛らしいですね!

 

まとめ

同じアカギツネでも、色違いはこんなにいるんです! 宮城県にある蔵王キツネ村では、これらの種類に加えて、ホッキョクギツネ(白・青)、ホンドギツネの計8種類のキツネを放し飼いにしている施設があります。

キツネ好きならぜひとも訪れておきたい場所!正直、こんな素敵な施設がある宮城県民の方々がすごく羨ましいです・・・。